#よく間違われる話
私はよく
「昨日〇〇にいたでしょ!見たよ!」
と人から言われます。
どこに?と聞いてみると、大抵心当たりがない。
私が行ったことも無い場所で、私の目撃情報がある。
私「人違いですよ」
というと、すぐ引き下がってくれる人もなくはないが…
「うそよ!絶対ナラコさんだった!」
食い下がる人の方が多かったりします。
子供の頃は出場してもない運動会のリレーで「一位をとったはずだ!」
と両親に詰められたり、
社会人になって私は遠方に越しているのに、
「地元の〇〇駅を歩いてた」など、
全く心当たりのない時間と場所で「見た」と平気で言われたりします。
両親「アンタみたいなやつ、いっぱいいるから(笑)」
…ならばいっそ、都合のいい時に都合のいいタイミングで見かけた人のことを「娘」ってことにしてはどうか。
そうすれば長距離電話の必要もありますまい。
こういう人間違い情報は、
歯医者さんからも、エステサロンの人からも言われるのですが、
日にちと場所を確認すると、やはり私ではない、ということばかりです。
一番強烈なのは、
学生時代のクラスメートだった人。
元クラスメート「…引っ越した!」
私「あ、アナタ引っ越したのね?」
元クラスメート「ちがうわよっ!ナラコ引っ越したでしょ!」
私「…して、ません。けど」
元クラスメート「嘘よ!引っ越したわ!!だって最近みかけなかったもん!」
…いや、そんなことに嘘つきませんし。
元クラスメート「昨日、〇〇のショッピングモールにいたでしょ!」
私「昨日?」
首をかしげると、
元クラスメート「嘘よ!いたわ!!」
とまた激怒。睨まれました。
…自分の動線、、、通勤経路や勤怠を考えるに、
そのショッピングモールには昨日行くこと自体が不可能ですし、ここ1か月は行ってないはずで。
あきらかに、私じゃないんだけどなぁ。
私「…あ、そうですか。見かけたんなら声かけてくれればいいのに。」
と返事したら、
元クラスメート「あ、うん。ソノトキハ ゴニョゴニョデ …」
と、途端にうつむき、
以後、私を見かけた!と言うことはなくなりました。