#学生のころの友人
すでに私は50歳を超えているのに、
学生の時にノート貸してと言った人のことをいつまでもそんな…
な、しつこさではありますけども。。。
「寝てたから授業聞いてないのー、ノート貸してぇ」
と、中間/期末のテスト1週間前になると必ずやってくる2人がいました。
私「もうこれで最後だよ」と言っても、
2人は「えぇー」って言うだけで、
次のテストが迫ればまた「寝てたー貸してー」とやってきました。
私「もう貸さないって言いましたよね?」
2人「えー貸して、お願いだーーー貸して」「寝てたのぉ授業聞いてないのぉ」
私「困るよ、私が勉強できないでしょ」
2人のうちAちゃん「大丈夫!コピーするから!明日返せる!」
…私のノートって、授業の板書だけじゃない。
1日4時間を目安に勉強してて、めちゃくちゃ書き込んでいます。
1日4時間の苦労を、コピーするから!だってさ。
…ノートって、貸りたりコピーしたりくらいで成績伸びない気がするのだけど…どう思います?
2人のうちBちゃん「…心して借ります…」
Bちゃんはノートをみてそう言いました 結局また借りにはきたけど
嫌なら断ればいいじゃない…
そうなんですけど、いくら私が言ってもしつこかったし、
(こいつお人よしだからしつこくお願いすれば折れる)
って舐められているのもわかっていました。
でも
(断って友達がいなくなったらどうしよう…)
が勝っていました。
そしてノートを貸すときの私の態度は高飛車になっていきました。
学校には、入試があって、
「入学したらここでしっかり学びます」という暗黙の約束をしてるものだと思うんだけど、
…ちがうの??
私のことをお人よしと舐めてるだけでなく、
学校のこともずいぶんと舐めてるなーって思います。
と、ここまでが高校の話。
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短大に進学したBちゃんから、よく電話がかかってきました。
Bちゃん「授業の課題で、絵を描かなきゃいけなくて…どこで描けばいいと思う?」
「今度〇〇の課題を出すんだけど、一緒に行ってくれる?」
「就職先は■って業界がいいと思うんだ!あぁいうとこって新人1年目は絶対簡単なことしかさせないと思うんだよね!」
…私はBちゃんと専攻が違う…どころか学校が違う!
だからBちゃんの単位取得や就職に必要なことなんてわかるはずないのに。
わかるわけないじゃん!というイライラと、
(ノート貸して、のノリで私に言われてもっ 学校ちがうし知らんし)
で、
電話がくるたび、冷たくあたり何もお手伝いしませんでした。
いつしかBちゃんから連絡は来なくなりました。
もう縁が切れたな…って思っていました。
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社会人になってすぐ、
Bちゃんから手紙が来ました。
メールなんてまだない頃でしたので、手書きの手紙です。
文面には
「アタシなにかいろいろおかしかった」
「やっていることおかしかったと思う」
「また仲良くしてもらえませんか」
みたいなことを書いてあった。
具体的なことは何もかいてないのだけど
なにか謝られました。
その後わたしは、
Bちゃんの結婚式に呼んでいただき、
2人の子ができたこと~2人が高校生くらいになるまでを写真付き年賀状で知りました。
Bちゃんの事情で忙しくなりすぎたので、今はもう連絡とっていません。
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第二新卒くらいの年齢のころ、
ガラケーが普及しました。
知らない番号から何度か電話がありました。
とってみると。
「コピーするから!」
と言っていたAちゃんのほう。
Aちゃんとも社会人になる前に縁が切れたと思っていたし、
携帯の番号なんて教えてなかったのだけど、
どうやら地元ネットワークのどこかしらで入手した様子。
「また遊ぼうよ」
「行くから。家まで」
と勝手に我が家にくることを宣言してきました。
このころは私は同棲していた(しかも相手は不規則勤務で日中寝てることもあった)し、
自分は鬱で休職したりしていました。
それを説明しても、
「でも行くから」
と、こちらからすれば大変勝手だなあと思う話。
転居して近くにきたから!というのでよほど近くに住んでるのかと思えば、
一泊または終日かけて日帰り旅行するくらいの距離がある。
そんな距離でわざわざ家までくるんだ、勝手に決めて。
こっちは体調悪いのに、
人をもてなす余裕なんてないのに。
「でも行く!」
としつこいので、
どこか都会のカフェで会うことで了承させました。
鬱でごはん食べれてなくて、体力ないしで、
それで外出してしんどかったです。
会ってみると、
宗教の勧誘でした。
Aちゃんが宗教2世であることは、高校の頃から知っていましたが、
宣教師になったそうでした。
Aちゃん「私は〇〇という会社の上司やっているから!」「上司だからね!」「ねぇ上司やっているからね!」「上司!」
とか、
「私がここに赴任したのは運命で、あなたを導くためだった!」
とか言い出しました。
「私は神様をしっているから…」
を、彼女が誇りにしていることを知っていましたが、
宣教師だというAちゃんは、
めちゃめちゃ上から目線になっていました。
ノート貸すのに高飛車だった私が言うな、でもあるけれども。
悪いけど、
寝てたノート貸して、コピーするしぃ
とか言ってた人に、導かれたくなんかない…
さらに、
Aちゃん「あなた派遣なんだ、私も派遣登録しようと思って」
私「なんで? もうどっかの会社に勤めてて上司やってるんでしょ?」
Aちゃん「登録はしても派遣で働く気なんてないんだ。」
「でもああいうとこってさ、登録するとパソコン無料で教えてくれるじゃない。」
…それ、派遣で働きたい人が派遣で働けるようになるための支援であって、
派遣で働く人のための福利厚生なのであって、
タダだから…はおかしいんですけど!
Aちゃんて、
授業は自分で聞かないで試験直前に少額投資して他人のノートをコピーすればOKで、
なるつもりのない派遣に登録したらパソコンは無料で学べてOKなんだ。
Aちゃんて、いろいろ舐めてるなぁー
すっごいいろいろ、舐めてるなぁ
神様を知ってる、だからなに?
それでなんでAちゃんが私を導くとかいう上の立場になるの!?
Aちゃん「私は上司やってるからね!?」「ん?もう一回いうよ上司だからね?」
と、何度も繰り返してました。
私に「うわすごーい!うらやましーい!」って言って欲しいんだろうけど言えませんでした。「うん…」と目を合わさずに言うのが精いっぱいでした。鬱で体力もないっつーねん。
それ以外にも繰り返し言っていたことがあって…
「ナラコあなたさぁ、電話したとき断られるかと思ったわぁ!」
「電話したとき、断られたらどうしようって思ってたわぁ!」
「ねえ!断られたらどうしようと思ってたんだからーー」
…断 ら れ るか と 思 っ て た …ではなくて、私 断 り ま し た よね。
断ったのに、「でも家まで行く!」ってAちゃんがしつこかったんだよね!?
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後日、Aちゃんにメールしました。
「いろいろ調べてみたんだけども、
あなたの所属する宗教について、こんなことしているんだ!って驚くことばかりでした。
ついていけません。かかわりたくないです。もうご連絡いただかなくて結構です」
Aちゃんから返信がきました。
「何を見たか読んだか知らないけど、私は普通にくらしているし、普通だよ!」
…いや、私は君の世渡り方が人の普通であって欲しくない。
私「ありがとうございました。」
と、さらに返信したところ、
Aちゃんから連絡は来なくなりました。